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外壁塗装 シーリングの適切な目地深さってどのくらい?施工の手順を教えて!一級建築士が解説します。

シーリング目地は適切な深さで施工することが重要です

サイディングやALCなどの外壁材の突合せ部分を目地と呼び、その隙間をシーリング材で充填します。
目地奥にバックアップ材を詰め適切な目地深さとし、適量のシーリング材を用いて綺麗に仕上げることができます。
サイディング張りの場合は、バックアップ材に代わりハットジョイナーを用いることが一般的になりました。

シーリングは深すぎても効果がありませんので、適切な目地深さで施工することが大切です。

ハットジョイナーは適切な目地幅、目地深さを確保し2面接着で施工できます

外壁サイディングの目地深さは、目地幅の1.0~1.5倍程度が適当とされています。
防火仕様のサイディングは16mm厚のものが多く、目地幅は10mm程度で張るのが一般的です。
ハットジョイナーは数種類のサイズが用意されていますで、目地深さが10mm~15mm程度となるハットジョイナーを選ぶことで、目地幅と目地深さの両方を理想的な寸法で施工することが可能となります。

バックアップ材による目地深さ調整

バックアップ材の主な目的は、次の通りです。


①シーリングの3面接着を回避すること
②充填するシーリングの深さを調整すること
➂適正な目地底を形成すること

ハットジョイナーを使用しないサイディング張りの場合、3面接着を避けるにはバックアップ材を挿入したりボンドブレーカーを目地底に張って2面接着にする必要があります。
さらにシーリングの役目を十分に発揮させるには適切な目地深さも重要になりますので、豊富なサイズの中から、適切なバックアップ材を選び目地深さを調整します。

国土交通省の公共建築工事共通仕様書に記載されたバックアップ材の規定

国交省発行の公共建築工事共通仕様書には、「バックアップ材の素材は合成繊維あるいは合成ゴム製とし、なおかつシーリング材に変色等の悪影響を与えず、またシーリング材とは接着しないものとのとする」という規定が定められています。

また大きさについても、「使用箇所に適した形状で、裏面に接着剤の付いているものは目地幅より1mm程度小さいもの、接着剤の付いていないものは目地幅よりも2mm程度大きいものとする」と定められています。

国土交通省発行 公共建築工事共通仕様書

シーリングの打ち替え手順

シーリングの打ち替え手順は決して難しいものではありませんが、省略せず手順通りに確実に行うことが肝要となります。

外壁塗装をどんなに素晴らしく仕上げても、シーリングが奇麗に仕上がっていないと、せっかくの外壁塗装が台無しになってしまいます。

1.最初にシーリングの両端にカッターで切れ目を入れ古いシーリング材を撤去します。
  切れ端やゴミが残っていると接着不良を起こし、シーリング材が剥がれたり、
  浮いてくることがありますので、刷毛などを使ってきれいに清掃します。

下地清掃

2.目地が深い場合やバックアップ材が痩せてしまっている場合は、
  適宜、バックアップ材の補充充填を行います。

バックアップ材挿入

3.シーリングを充填する目地廻りが汚れないように養生テープ(マスキングテープ)を張ります。

養生テープ張り

4.3面接着にならないように目地底の処置が済んでいない場合は、
  ボンドブレーカーを貼ったり剥離剤を塗布したりします。

5.シーリング材の接着性を良くするためにプライマーを塗布します。

プライマー塗布

6.目地幅に合ったノズルを使ってシーリング材を充填します。

シーリング充填

7.ヘラやバッカ―で押え均しながら余分なシーリング材を取り除きます。
  ピンホールや充填不足が無いことを確認して形を整えていきます。

ヘラ押え仕上

8.シーリング材が完全に乾ききる前に、ピンホールや汚れ等が無いことを確認しながら
  養生テープを剥がします。

養生テープ剥がし

9.目地周辺部に付着した汚れは直ちに拭き取ります。

拭き取り清掃

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