知っておきたい外壁用語集

知っておきたい外壁用語集

知っておきたい外壁用語集

お問い合わせはこちら

自然塗料

自然塗料に明確な定義はありませんが、化学物質を使わず植物油脂や天然油脂を主成分とし、無害顔料を原料として作られた塗料を指すことが一般的です。日本では漆、柿渋、蜜蝋がよく知られていて、農業でも用いられる木酢液なども自然塗料の一つですが、柿渋は自然塗料と呼ばれないこともあります。自然塗料自体が化学物質を元々持っている場合があり、また製造過程で有機溶剤が使われることもあるので、自然塗料というだけで安全であるとは言えず、シックハウス症候群の対策になるとは限りません。リボスやオスモなど外国の製品も有名ですが、やや高価であり、耐候性も樹脂製よりも若干ですが弱くなりますので、小まめな塗り直しが必要になります。主な自然塗料はオイル系、ワックス系、ニス(セラック系)、漆、柿渋などの形態を取り、通常の塗料に比べて木材の保護力では劣りますが、自然塗料を使って仕上げると経年変化によって木材に「味」が出てくるというメリットがあります。
一覧へ戻る
「お気軽にご相談ください」バナーリンク