知っておきたい外壁用語集

知っておきたい外壁用語集

知っておきたい外壁用語集

お問い合わせはこちら

屋根勾配

屋根の傾斜の度合のことを言い、角度で表わすかあるいは水平距離10を分母として、対する高さを分子として分数の形で表します。水平距離10に対する高さが2の場合は2/10と表記し、2寸勾配と表現します。屋根の勾配は、建物の外観、梁間の大きさ、用途あるいは屋根の形状、屋根材料の種類、建物が建つ場所の雨量、積雪量や風速などの気象条件によって決めます。雨水をできるだけ早く屋根面から排出することは雨漏りを防ぐことに繋がり、屋根材料の種類に応じて適切な屋根勾配が標準化されています。粘土瓦の場合の勾配は4/10以上、スレート屋根の場合は3/10以上、金属鉄板の場合は最低勾配1/10程度です。また屋根勾配の数値は、建築基準法上の構造計算では、積雪荷重、屋根面の風圧力を計算する際に使います。
一覧へ戻る
「お気軽にご相談ください」バナーリンク