太陽光発電は固定価格買取制度終了で、自家消費の時代へ
エイチペイントは太陽光発電と蓄電設備の取り扱いを始めます
塗装工事の見積を依頼され調査に伺うと、
屋根に載った太陽光発電パネルの修理や取り扱いに関するお悩み、
太陽光発電を始めたいなどのご相談を受けることがあります。
そんなご要望にお応えしたくて、
パナソニック社の協力を得て太陽光発電と蓄電池の取り扱いをはじめました。
電気は売る時代から自家消費の時代へ
これまではFIT(固定価格買取制度)により42円の高額で、
太陽光で発電した余剰電気は買い取ってもらうことができました。
しかし、FIT契約(固定価格買取制度)の満了を迎えると、
買取金額は大幅に下がり今年は17円、来年は16円になります。
一方、東京電力管内の通常電気料金は概ね30円前後です。
電気を17円で売却して、30円で購入するのでは割に合いません。
これからの時代は、昼間、太陽光で発電した余剰電力は売るのではなく、
蓄電池に蓄電し、夕方~夜にかけて自家消費することで電気料金の発生を抑える工夫が必要です。
FIT契約の満了が近づいているお客様は、
蓄電池を利用して自家消費量を増やすことで、
電気料金の支払いを低く抑えることができます。
エイチペイントは自家消費への切り替えをお手伝いします。
4人家族の一戸建住宅で一日に使う電気量は?
夫婦+子供2人の家庭で、エアコンを使う時期は25kw、エアコンを使わない時期で15kw前後です。
一般家庭の一日当たりの年平均消費電力量は概ね20kw程度になります。
また、我が家の一日の時間帯別使用電力の推移を見ると、
おおよそ一時間当たり、朝と夜が0.7kwh、深夜帯が0.1kwh、昼間帯は0.3kwhです。
蓄電池の容量はどのくらいが適当?
蓄電+自家消費に変えるためには、蓄電池の容量はどのくらいが適当か試算してみます。
・16時から23時までの夜7時間は 0.7kwhx7h=4.9kw
・深夜(23時から翌朝6時まで)7時間は 0.1kwhx7h=0.7kw
・発電開始(6時から9時)までの朝3時間は 0.7kwhx3h=2.1kw
・昼間帯の7時間は太陽光の発電で賄う 0kw
蓄電量は、4.9+0.7+2.1=7.7kwと試算できましたが、
深夜帯は20円前後の深夜電力を購入したほうが効率が良いので、
蓄電池容量は7kw程度が適当と考えます。
新たに太陽光発電パネルを設置する場合の容量は?
発電時間を9時から15時までの6時間とし、
発電効率を70%(製品劣化、薄曇りなどを考慮)として試算します。
昼間体(9時から16時)の消費電力 0.3kwh
蓄電分(夜間消費分) 7kw/6h=1.2kwh
1時間当たりの創電量=1.5kwh
1.5kwh/70%=2.57kwh(創電必要出力)
3kwh程度の太陽光発電で十分と試算できました。
さらにEV車を加えたV2Hとは...
EV車を組み合わせると、
雨天・曇天時の補完機能、地震時の停電に対する安心度が向上します。
例えば、日産リーフ60kwを所有・接続した場合、
太陽光発電無しで約3日間、通常の生活で暮らすことが出来ます。
(一日当たりの平均消費電力量20kwhとして計算)
設備設置の初期費用
現在パナソニック社が製造している既存製品の中から、
初期導入費が安く、コストパフォーマンスに優れた機器を選定し、
エイチペイント独自の発電+蓄電+自家消費システムをご提案します。
現在3.6Kwの太陽光発電設備一式で概算設置費用90万円程度を見込んでいます。
蓄電池は現在のところ6.0Kwの設備一式で120~130万円前後と高めですので、
120万円を切ることができるよう鋭意努力しています。
製品保証
パナソニック社の発電システム製品は、無償で基本25年のメーカー保証が付き、
火災、落雷、風災等の自然災害による損傷も15年間補償が受けられます。
また蓄電池ユニットに関しては10年間のメーカー無償保証が付いています。