経済産業省の「住宅の断熱性能向上のための・・・」リフォーム補助金

12月2日に成立した令和4年度第二次補正予算において、
住宅の断熱性能の向上に資するリフォーム工事を行った場合、
補助金を支給する制度の実施が決まりました。

事務局の設置は12月中旬と発表されていますが、
12月13日現在、事務局開設の発表はありません。

事務局が開設されると、
手続き方法や対象商品などの詳細情報も公表されると考えます。

経済産業省は12月1日段階の事業内容を公表しています。
以下URLで確認することができますので、ぜひご覧ください。

対象となるリフォーム工事（出典：経済産業省）

　　熱を通しにくいガラスに交換した場合、
　　断熱効果の性能グレード、ガラスの大きさに応じた補助金が支給されます。
　　

　　断熱性能の高いサッシに交換した場合、
　　断熱効果の性能グレード、サッシ（窓）の大きさに応じた補助金が支給されます。

　　断熱性能を高めることができる機能を有した内窓を設置した場合、
　　断熱効果の性能グレード、サッシ（窓）の大きさに応じた補助金が支給されます。

上でご紹介した３通りの方法でリフォームした場合の
断熱性能グレード別窓の大きさ別の補助額は以下の通りです。

支給される補助額の最大は、一戸当たり200万円です。
（補助率は約１/２相当と記載がありますが、詳細はわかりません）

リフォームを行う窓数、種類の混合、数回に分けてのリフォーム実施など、
を制限する規定はいまのところ見当たりません。

　令和4年11月8日～令和5年12月31日までに契約

　令和5年12月31日までに工事完了
　ただし、工事業者の登録申請日以降の着工

申請手続きはリフォーム工事を実施する工事会社が行います。
事前の審査で、当事業に参加する資格があると認められた工事会社のみが、
補助金受給の申請が可能です。

国土交通省は「こどもみらい住宅支援事業」の後継事業として、
「こどもエコすまい支援事業」を実施します。

窓の断熱化だけのリフォームを実施するのであれば、
経済産業省が行う制度を利用する方が補助額は大きくなります。

国土交通省「こどもエコすまい支援事業」
https://kodomo-mirai.mlit.go.jp/news/2022110801.html

「こどもエコすまい支援事業」の概要は、次回のブログでご紹介します。

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