足場
| 建設工事において、高いところで作業するための足掛かりとなる場所であり、工事関係者の安全を確保するための場所でもあります。「仮設足場」とも呼び、パイプや丸太などの資材を組み立てて仮設される組み立て足場と、建物の屋上や梁などから吊す形の吊足場があります。足場を仮設する際には、労働安全衛生規則に基づいて行なわなければなりません。手すりは75cm以上の高さに付け、足場板は横架材などとしっかり結束することが重要です。吊足場には強風に煽られても問題がない丈夫さと緊結が求められるます。また高さ５m以上の足場の組み立てや解体作業には、技能講習を受けた足場組立作業主任者を選任しなければなりません。建設作業においては、足場の落下による事故は比較的多いので安全性の確保は必須の課題となっています。 |
