知っておきたい外壁用語集

知っておきたい外壁用語集

知っておきたい外壁用語集

お問い合わせはこちら

光触媒塗料

紫外線(太陽光)があたると、塗膜表面で起こる酸化作用により有機化合物などの汚れを分解除去する機能を有した塗料のことを言います。油脂のように頑固な汚れも分解する力があり、さらに親水性と呼ばれる機能によって、雨水が水滴にならず水膜になって汚れの下に入り込み、汚れを浮き上がらせ洗い流す作用があります。タイル、ガラス、外壁、屋根の汚れを浮き上がらせ洗い流すセルフクリーニング機能として多くの建築材料に使用されています。汚れを落とすだけでなく新たな汚れを防ぎ、抗菌・脱臭などの効果も発揮しますので、長期にわたって美しい外観を保つことができます。他の特徴として、カビや藻が発生しにくく、耐用年数は約20年程度と耐久性が高いことがあります。チリやホコリは静電気によって塗膜に吸着しますが、雨が塗膜表面に水膜を形成するため、静電気が発生しないのでチリやホコリを吸着しにくくします。一方、錆や土砂などの無機質は分解することが出来ないですし、壁内(材料内)から生じた汚れには効果はありません。さらに光が当たりにくい場所、雨水が当たりにくい場所では、効果が無いなどの短所があります。光触媒機能を発揮する材料としては、酸化チタンが最も優れています。
一覧へ戻る
「お気軽にご相談ください」バナーリンク