うぉっしゅこーと
| 木質の部材を塗装するときに素地調整をした後、目止めを目的として塗装する透明塗料をウォッシュコートあるいは捨て塗りとも呼び、次に塗る上塗り材を定着しやすくする効果があります。ウォッシュコートとして使用される塗料は多岐にわたり、ラッカー系、アミノアルキド樹脂系、ポリウレタン樹脂系などのウッドシーラー、セラックニスなどがあります。塗料の付着不良や塗膜不良を引き起こさないためにウォッシュコートを施した後に使う中塗り、上塗り塗料とウォッシュコートは同じ系統の塗料を選ぶことが重要です。ウォッシュコートを塗るときは厚塗りにならないようにすることも重要なポイントです。ウォッシュコート自体は木材に浸透して目止めの役目をするのですが、厚塗りになると木材への浸透が悪くなり、その後の塗膜に色むらなどを生じさせる原因になることがあります。 |
